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戯曲の講読、上演許可の連絡などは office白ヒ沼 までどうぞ。
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水の下から、空のまんなかにつきぬける。
ひくい姿勢でそれを見つける。
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文学作品に書かれた池。
底をのぞきこむ


そして日曜の夕方は東京。座高円寺。
ここは公開審査会。渡辺えりさんとは大阪に引き続き同じ審査員、壇上にいるのだけれど、こちらの壇上の劇作家たちのしゃべりは速い。人の発言の終わりに割って入るくらいの勢いを持たねば。
表彰式のあとのパーティ、受賞者の緊張した表情はいずこも同じ。
そして、また思いもよらず懐かしい人に会えた。



いそがしい週末だった。金曜日、大阪。
この戯曲賞はもう20回になる。私は2回目に受賞し、いつの間にか審査する側にまわり。
おんなじ台本を全然違う筋に読もうとする読み手同士の論じ合いが、毎年とっても刺激的。
表彰式会場は天井がまぶしい。


演技発表会。二つのクラスが、挑戦した芝居。
「おとこたちのそこそこのこととここのこと」。写真を見ると女の子だらけじゃないか。野球部の話をソフトボール部に設定を変え、半分くらいの場面は学生たちと一緒に知恵を絞って書き直し、上演したのだ。まあいってしまえば「おんなたちとおとこたちのそこそこのこととここのこと」だ。
とびちる小道具。舞台からも転げ落ちる役者。ぶつかる汗とパネル。舞台から転げ落ちかけるパネル。段ボールは舞台の奥にふっとんだ。演技空間の脇に座ってスタンバイする役者も何回ひっくりかえされていたことか。
爽快な汗を、客席で座ってる私もかいた。

余韻に浸りつつ一週間過ごしたら、この週末に、その初演の時の役者と大阪でお会いした。
あの初演は熱かったですよね。稽古、こんなんなってましたよね。って話したら、私の記憶からも消えていた熱いヘンテコエピソードが彼の口から洩れて、ああ。そうだった。そうだった。歌だって、二部合唱じゃなくて三部合唱だった。
今度やるときは、さて。どうしてやろうか。……今からファイトがわいている。
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