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戯曲の講読、上演許可の連絡などは office白ヒ沼 までどうぞ。
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突然の田園の風景。

ここは、町村合併のあげくに京都市の右京区、にあることにはなっているけれど、ここを右京区と呼ぶのは無理でしょう……といいたくなるような、山奥深い里。

そこに「山の家」という施設があるのです。

劇作家5人がそこへ出かけて、二泊三日の執筆合宿。

そうです。72時間、書きまくる。ねまくる。食べまくる。いや主には書きまくる。そういう合宿をしようぜ、という企画です。

これで二回目。劇作家協会京都支部主催の企画です。

こちらはなんと桜はまだつぼみなのです。

下界に下りたらもう散り始めている桜並木なのに、こちらでは今から咲くところ。バスでかなりの距離を走ったとはいえ、日本列島をかなり北まで登ったようなこの風景の違いは、やはり毎回びっくりです。

 

僕らは書きまくったのでした。

いやなかには悩みまくった、客観的には横になりまくってたような人もいなくはないです。が、こんな行事やってるのは日本中探してもこの5人の劇作家だけではないでしょうか。

 

山から下りるバス停で山の家の管理をしているおばさんとバスを待ってる時間はちょっと涙ぐんだ目を隠そうとしていたり、……「よかったねえ。」「よかった。」「またこようねえ。」と言い合った、そんな三日間でした。

 

どんな台本がここから生まれたのか。生まれるのか。

楽しみです。

 


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よるもえる桜

私の台本を上演してくれる人たちがいる。東京で上演される。

もうほんとにうれしい限りだ。

劇作家にとって、上演を実現してくれるほどうれしいことはない。

書かれただけで普通の文芸作品は完成するはずなのに、劇作家にとっては書かれた文字では未完成なのだ。つまりなんだろう。杉の木切ってる きこり みたいなものかもしれない。木を切り出すのが仕事。そして、その木の生きのよさには自信があるんだけど、要するにそれを受け取った大工さんの腕前がきっとよくしてくれるだろう、家を、……と願いながら人に手渡す、ってな感じだろうか。

祈るように大工さんの仕事の勢いに期待する。今、そういう空気の中を歩いてます。

 

男たちが熱く熱く汗をかく芝居、私の作品としては珍しい汗臭くて室内暑くて冬でも冷房が要りそうな熱を発する芝居。どうか皆さん東京まで見に行ってあげて下さい。

 

 写真は夜の桜。燃えるようです。
短い命をもやしつくす。

Tsuchipro第6回公演>

 

おとこたちの

そこそこのことと

ここのこと

 

【作】

鈴江俊郎

【演出】

勝俣美秋

(芝居工場わらく)

【企画制作】

Tsuchipro

 

【出演】

土屋士

高須誠

小野孝弘

中川香果

加藤竜治

林征生

 ・

なすび

(ワタナベエンターテインメント)

甲斐政彦

StudioLife

 ・

【期間】

2008528日(水)~

61日(日)8ステージ

【劇場】

ウエストエンドスタジオ

(東京都中野区新井5-1-1

【チケット】

3.500円(前売・当日共通)

全席自由・日時指定(整理番号付)

【前売開始】

427日(日)

 

【あらすじ】廃部が決まった社会人野球のクラブハウス。取り壊しの決まったロッカールームに選手たちが片付け物をしに来る。彼らは次に行くチームもない。夢をあきらめ、平凡なサラリーマンになるのだ。プロになりたかった。プロになった同期のあいつはきらめいている。でも俺はもう終わるんだ。…そこそこがんばったのは間違いない負け組おとこたちの胸の中。ここのこと。離れて見るとこっけいな人間模様。近づいて見たらそこには…………    

 

 

【制作窓口】

info@g-atlas.jp 

090-8465-2296

 

Tsuchipro公式ウェブサイト

http://www.tsuchipro.com/

◆ツチブログ-好球筆打-

http://blog.livedoor.jp/tsuchipro_blog

 

 

川に

サクラ、咲きましたね。

こちらも。

あれはもうきっぱりと極端な様子の花ですよね。

おもいっきり、ぜんぶ、変身してみた、って威張ってる性格の変わった人みたいな木だ。って思えて。圧倒される、というよりあきれる。

毎年そう思うのです。

スプレー缶上品芸術演劇団「さなぎ」の公演は無事終了しました。ありがとうございました。
しかし無事、と言ってよいのか。たたき、仕込み、バラシ、と作業に告ぐ作業の日々の間に行われる本番。すっかり指先もてのひらも木材の破片が小さく刺さって穴だらけ。抜いたあとだらけ。指先をインパクトドライバーで間違ってぐりぐりしてしまって皮膚が破れ、その皮膚が硬くなって、……こうやってキイボードをたたく指も痛いのです。
嵐のように上演は終わり、とおい日にみた夢のようにしか思い出せない今日なのに、指先のジンジンしみる痛みだけは、なまなましくお芝居がたった昨日の出来事だったと私に教えます。
風のように流れて消えてしまうのが上演。消えてしまうのが演劇の作品。
今日、格闘して作った舞台美術を処理場に捨てにいって、捨てて、目の前でバリバリと大きなブルドーザーがそれを木っ端微塵に噛み砕いていく……その様子を見ながら、またかみしめました。
演劇は風。人生もまた風なのかも。

見てくださった皆さん、ありがとうございました。
協力してくださった皆さん、ありがとうございました。
またやります。よろしくお願いします。
ositani真剣上品芸術演劇団の「さなぎ」という作品が今日、本番をやっと迎える。
昼ノ月「顔を見ないと忘れる」では私のシゴキを受けてくれた女優押谷裕子が、こんどは演出押谷裕子となって役者の私をしごく。そんな日々だった。それがいよいよ、明日と明後日には終わる。
長いようで短いような、そしていつの間にか、夢中になってやってる間に冬は終わり、……冬の終わりはよくわからないうちに、今年の冬はもう終わってしまう。
自分の台本をきちんと上演の形式に立体化するのは初めて、という彼女の脚本家デビュー、演出家デビューなのだ。私は緊張する。自分のその時期のことを思うと、そりゃもう途方もなく緊張したものだからだ。
もちろん舞台では私が緊張して演じている。
しかし客席の後ろの暗闇ではデビューの演出家が負けないくらい緊張していることを、気づかれないように。リラックス、リラックス、押谷。
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