フィリピンはマニラで

私の戯曲「顔を見ないと忘れる」が英語で上演される。
アテネオ大学の学内にある上演会場で、男女の俳優が取り組む日本の監獄制度の残酷を背景にした芝居。カナダの学生さんが翻訳してくれた英語を、フィリピンの大学の教授が演出して上演してくれる。太平洋をまたいでなんとワールドワイドなネットワークのお仕事なんだろう。
8月2－4日。以下は、そのteaser。じらし広告、ってやつだ。さらに詳しい情報は後日！

雨の日

さわやかな晴れのあの日を思い出しながら
字を書く

北海道は北見市で

私の短い作品を上演してくださる劇団動物園。
私の書き下ろしを劇団のけいこ場でもある会場で上演してくださったのを見たときに湧いたあの強い情動を、わすれない。その作品では札幌の演劇祭で賞をとるなど、実力の確かな集団だ。
チラシが切ない。晴れてる日に傘をさす、そんなのが僕たちなのか。そうなのか。と見つめる心。

きもちがいいもので

傘もささないであえてゆっくり歩くっていうのはいいよねえ、と思いながら
自分はガラス窓の中にいて。

ちいさなみどりの

かたまりひとつひとつに巨大ないのちが見えるという平凡な今日。