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戯曲の講読、上演許可の連絡などは office白ヒ沼 までどうぞ。
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貴重なものをみせてもらった感じ。










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おしまいにはちょっとしたご褒美がくる。













「ともだちが来た」をフィリピンでまた上演してもらえる。
写真はそのポスターだ。
7月23-25日、マニラにある 「マニラ アテネオ大学」キャンパス内にある小劇場で、リカルド・アバド教授による演出。「Fine Arts Black Box Studio」と書いてある。「美術品たる黒い箱」という名のスタジオだからもうきっと想像するにまっ――くろけの漆黒の黒が支配するステキなスタジオなのだ。
昨年12月に、大学キャンパスの外にあるDito: Bahay ng Siningというスタジオで上演された座組みの再演。

このチームはすてきな企画紹介の映像をYou Tubeにアップしている。
https://www.youtube.com/watch?v=lKPjJeMPOz8

すてき。いやあ、すてき。
世界中のみんなよ。7月末はマニラへ!マニラへ!

戦争法案が次の参議院では阻止できるかどうか、ということのタイミングで、やっぱりいま、若者のこんな小さく弱い気持ちに、国境を超えて共感しあえる「上演」っていう事件、がやっぱり貴重だと思えるのだ。特に、70年前の戦争では日本がひどい侵略、残虐、そういう行為を繰り返してしまったあの土地で。私たちはつながりたい。そしてあらゆる流血に、ノーだ。











部屋にとじこもる雨の日。広がるこちらがわの領域。

















安全保障関連法案の採決が衆院の委員会で強行された。与党ふたつだけが採決はしていい、と主張して、暴力沙汰のあげくの採決の風景だ。こんなのが大人の、日本の政治のトップの物事を決める風景でいいのか?子供や若者をどうのこうのと保守的なおじさんはしめつけたがるけれど、大人が悔い改めるほうが先ではないか、となんだか誰に向けてるのかわからないいらだちに苦しむ。

いや、それより問題は。
大きく、本格的に「戦争する国になるぞ」と決める法律なのだ。それがこんな幼稚な決め方でいいわけがない。
「国民の理解が得られていない」と首相自ら話しているのに、しかも野党もすべて「議論は足りていない」と話しているのに、無視して首相は強行突破、というのが「話し合いで決める」民主主義のやり方だろうか?
そしてなにより、それは一般市民が選挙で投票に行かなかった結果の、国会の議席数の結果、可能になった強行採決でもあるのだ。そして多くの一般市民はこれを自分のことだと感じているだろうか?遠いどこかの無縁のこと、「セイジってねえ」とうすらわらいでふわあっとぼやけたような感覚で今日も明日も過ごしてはいないか?
こんなぼんやりした空気の中、おそろしく血みどろでグロテスクな戦争に市民はほおりこまれる。そうなってから、被害者づらはできない、と同時代、今を過ごす私は思う。自分たちにチャンスは何回も与えられていたのだ。だけど打席にも立たなかったバッターなのだ。自分たちひとりひとりが決定には関与した。責任があるのだ。
「政治に無関心」はイノセントじゃない。それこそ結果として「戦争に賛成」と同義の態度と言えるだろう。「無知は罪」。多くの戦争体験者が語ってきた。それが、まさに今のことを指しているのだと私は思う。

しかししかし、今からでも遅くはない。ぎりぎりまで粘ろう。最終回のツーアウトまでいってもあきらめないのがプレイヤーだ。

ゆうやけは驚くほどすごい。硬さまで感じる。










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