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戯曲の講読、上演許可の連絡などは office白ヒ沼 までどうぞ。
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初めてここに立った日、まるで本州じゃない土地のように感じた。
それを思い出す、普通の ある朝。





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そして、もうひとつ、新しいバージョンは生まれた!
こんどは一年a組の学生たちとの格闘の成果だ。



おとこたちのそこそこのこととここのこと 
~ソフトボール バージョン
大丈夫受け止めるよ あなたは一人じゃないんだ 編~

社会人チームの廃部が決まったソフトボール選手たち。喪失感に苦しむアスリートたちは様々にもがく。
コーチに恋して頑張ってきた女子はふられたあとは魔性の女にかわっちゃうのか?男女交際なんて無縁だった男女はいっそなぐり合ってても結婚前提につきあおうか?かわいい服なんて着たことない筋肉ウーマンはふりふりスカートに挑戦できるか?のりこえよう!わかっちゃいるけど立ちすくんじゃうのが僕らなんだ。



実際は、19人で上演した。1,2,6場-9人のキャストA、3,4,5場―10人のキャストB、って感じだ。もちろん生まれるプロセスは完全にあてがき。だから上演の都合によっては人数をいくらでも変更してやっつけるぞ!という演劇人ならではの文筆の冴え、だ。わはは。台本はまさに稽古場で生まれ、稽古場で否定され、稽古場でつくりあげられていく。そして、上演が終わったら文字として強いものが残っている。つぎの見も知らぬ人たちが演じることになって、また全然違ったまるであてがきか?というような芝居になるのが奇跡なんだ。










神妙なダメ出しの風景。舞台で熱くなって暴発する分、稽古場では落ち着け、冷えろ、考えろ、出せ、出すな、矛盾した要求に迫られて役者たちは途方に暮れるのだ。このしょんぼりした上演前夜のリハ―サル終了後の状態から、どうしてあそこまで化けるのか、まったく人間ってすごい。そう思った12月のあの日。





桐朋学園芸術短期大学 演劇専攻四九期一年c組(ストレートプレイコース)の学生たちの協力を得て、60分の新しいバージョンが生まれた。



その台本の校正がやっとおわった。オフィス白ヒ沼のウエブサイトにアップした。すばらしい!

おとこたちのそこそこのこととここのこと 
~ソフトボール バージョン 離れられないのは実はこっちなんだ 編~



社会人チームの廃部が決まったソフトボール選手たち。選手生命が終わっちゃった。人生のほとんどすべてが終わっちゃったみたいに感じる。地域の子供たちへのコーチなんてやってられるか?眠りたいのに眠れないならいっそ眠らないで生きていくか?理不尽な上下関係なのに捨てられないのが自分か?なにかを変えなければ。しかしなにも変わりたくないのが僕らだったりする。





ここ数年、11月12月はこの作品の新バージョンを生むために苦しみもがく時期になっている。上演は力強かった。間違いなく。どうかいろんな人たちに読んでほしい。で、上演してほしいのだ。









日の出の頃。と言ってもそれ自体がだいぶ遅い時間だけれど。
光線がかたちになっている。





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