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 写真は学習会で語る小出裕章さんと息をのんで聴くみなさん。プロジェクターの画面をはっきり見ようとすると、会場の電灯はくらいのです。くらいなか、熱を発する人の群れ。夜の熔岩のようでした。
 芝居は欲が出てきておりまして。自分の力みすぎが、いやだからといって力を抜きすぎても、とは言え、遅いテンポじゃ相手も間のびする……とかいってるうちに一瞬いまどの行やってるのか見失いそうになっては、…あ。大丈夫大丈夫。本番っていうのは千々に心が乱れて、それはそれでやっぱり楽しいのです。相手役の玉村先生は普段はまったく役者などしない人なので、だからこそ本番ごとにめきめきうでをあげるのが共演してて面白いのです。
 学習会、小出裕章さんは、会う前は理系の不屈の研究者なんだから…と気むつかしい怖い人、を勝手に想像していたのですが、これがまた大外れ。気負わない丁寧な方で、とてもわかりやすい「原発はこの世界に必要なのか」を問う学習会でした。
 私は、子々孫々に膨大な猛毒をおしつける現代人のこの「原発」という愚行を怒る彼の言葉に、初めて出会うともだちのような感覚をもってしまって、涙が出そうでした。失礼。
 会場に来た参加者のみなさんも熱く、あたたかく、小出さんの誘いにそって、私たち二人のこの上演活動に感謝の拍手、っていうのをもらってしまって。こちらはほんとに涙が出ました。
現場では孤立を感じ、運動はやっぱり歯を食いしばるようなきもちになる局面がいくつもあったことを一気に思い出して、情けなくも泣けました。
 先週もしあわせな夜でしたが、今週も、まけないくらい幸せを感じる夜でした。まことに、まことに。

 がんばって、私たちのような孤立を感じる人たちに役に立ちたい、ときもちをあらたにしております。さあ、これからなにをしようか、と考えています。

 いやもちろん、目の前にあるのは年明けの愛媛での公演です。討論・学習会です。こちらは、さらに小さな会場で、めいっぱい迫力いっぱいの芝居を見せつけたい!こちらは私たち上品芸術演劇団の本拠地といっていい■Ishizuchi倉庫なので、舞台美術も照明も、ちょっと小粋にしあげますよ。お楽しみに!





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