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戯曲の講読、上演許可の連絡などは office白ヒ沼 までどうぞ。
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はしる自転車

やっぱりどこか懐かしい光景がある。
むかし、はるかむかし、父のこぐ自転車の後ろに乗せられて駅まで走った。父の背中は大きくてまるで前が見えなかった。ぎっこ、ぎっこ、父は進んだ。
そんなのを思い出す白い開襟シャツ。素朴なズボン、汗まみれになって自転車をこぐおじさんたち。夕暮れ。泣きそうになる空の赤さ。そんな時間は、じっと立って、ただそこにいたいのだ。

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yoru

25年前と同じ場所に立った。たしかに、ここにあのビルがあった。昔と同じだ。
だけど、人々の服が違う。女性が化粧している。すてきに長い足で歩いている。経済成長は、確かに女性を清潔にする。人は女性をきれいにするために社会をかえていくのだろうか。
すさまじいほどにライトアップされた石造りの巨大ビル。広くなった歩道。ビルの足元から消えたひまわりの種のカラ。つば。ごみ。空の広さなんて感じたことがない一角だったのに、今はこんなにも空が広い。複雑だ。貧富の差の激しい拡大がこの美を生んでいる。そういう現実が圧倒的に風景となって迫ってくる。

urouro

中国、北京と上海に行ってきた。
北京は去年の夏以来、9ヶ月ぶり。
上海は、……生まれてはじめての海外旅行が上海だった。25年前。途上国、というのはこういう風景と臭気なのだ、と強烈に世界というものの構造を思い知らされた25年前。それ以来の二回目の旅。いうまでもないけれど風景は一変していて。驚き。経済はまことに風景を変える。
あの時もうろうろ歩いた。今回も歩いた。うろうろと。

tyuunikai

二階席から見下ろした二人芝居の様子。
小劇場。そして見下ろすような近い距離。ふしぎな魅力の劇場だった。
defrgt

三匹の犬「現実はきびしく私たちは若いけれど要求は唐突で思い切るという手もあるかもしれない」公演、無事終了。

無事に終わり、広くはない劇場をいっぱいに埋めてくださったお客さんたちに感謝の気持ちが伝えようもなくここにある感じでいる。

お芝居は最高に緊張して、最高に破裂するように感情をあふれさせたその楽日のステージが終わると、その直後に会場をからっぽにするための徹底的な後片付けが始まる。このなんともいえない感じ。
ありがとうございました。皆さんに感謝。感謝ばかりです。
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