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sasori

北海道の劇団に書き下ろした作品が、つい先日、北見で再演された。
「ホテル山もみじ 別館」。
思い出しても泣けるいい上演なんだこれが。私は去年秋の初演を見たのだけれどああ。もう。思い出してもああこんなにも。
会場はなつかしい帯広市 劇団演研の拠点「演研・茶館工房」。
帯広、北見、釧路の三劇団がつどう「道東演劇祭」の場で上演されたのだ。
今年の夏、私たちがぐるぐるまわって涼しい汗をかいた、あのいとおしい会場で。
私はどうにも所用でいけなかったのだけれど、ふたり芝居で北海道デビューを夏に飾った押谷裕子が見にいってくれた。夏に感化されてしまったのだ。プロ?職業?専門家?そんな分類が無意味に感じられるような意識の高い謙虚な表現者が街のさりげない場所に根拠地を構えている。そして多くの人には知られていないかもしれないが、水準の高い上演を実現していることを、彼女は目撃してくれたああ見に行きたい。
今日は帯広の劇団「演研」が上演している。明日もしている。全国のいろんな人々がそこに殺到してもちっとも私は不思議には感じない。

そして11月には北見の劇団「動物園」はその作品を札幌で上演してくれるという。全国のいろんな人々がそこに殺到してもちっとも不思議じゃない。そんな上演があることを、ああ。地団太踏みながら大勢の人に知ってもらいたがっている今日の私。
公演情報は以下のサイトへ!
http://homepage.mac.com/nyaruha/bane/stage/09htl/09htl.html

写真は北京の市場で売ってたさそりの串揚げ。
さそり。不思議じゃない。写真には写っていないけれど、わさわさと足が動いているさそりだった。
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自転車

この前中国に出かけたのは20年以上前。
大学卒業年次の夏。卒業するのかしないのか、はっきり決められないまま、当時住んでいた学生寮の同室のおっさんに誘われて、初めての海外旅行は貧乏旅行、歩きまくる旅だった。
バスに乗るのはおしくらまんじゅうに飛び込むような騒ぎで、初めて見たその光景が信じられなくて二、三台見送ったものだった。だけど半日もたつとその格闘にいちいちファイトを燃やすようになっていた。バスも自動車も歩行者も自転車もほぼ信号を守らない、ハリウッド映画のカーチェイスのような交差点のぎりぎり無事故で済む時間。いちいち胸の鼓動を高まらせていては旅ができない。そう言い聞かせて歩いたものだった。
それにしてもずいぶんかわった。こんないい感じの自転車を見つけるのにちょっとだけ時間がかかる。だけどなつかしんで見ているのは旅人の無責任な感覚に過ぎない。そんな自己嫌悪の感情に胸をちくちく刺されながら、当時も歩いていた。おなじだ。
群れ

中国の人たちとたくさん話した。
ん?中国語は話せないはずなのに。
どうしてだろう。行くたびに、かの国の人たちとはたくさん話をして帰ってくる。
学生達の研修旅行の引率で出かけた旅だったのだけれど、いまどきの若者は、なかにはかの国の人たちを我々に反感を持つこわい人たちではないかと思ってしまっている例もある。
だけどかの国の人たちはとてもとても気楽で、気さくで、結果としてたくさん喋ってしまって。
先入観はいかん。話してみないとわからないのです。
そういう感想を聞くと、ああ。

行ってきてよかった、と思う。
いろんな自転車が走っている街は、やっぱりエネルギーをみなぎらせているように見える。
北京のそら

北京に行って来た。
そして帰ってきた。
うち一日は抜けるような青い空で。
青を背景にした高層ビル。高層ビル。高層ビル。
22年ぶりにいった中国はもうそりゃびっくりするくらい変わっていた。
空までちがって見えた。
marui

今日、山登りしてきました。
学生劇団の頃の友人と。
陣場山、っていう山はかなり単調に登りが続く。
その友人は細いからだの見かけによらずものすごく速い。登りが。休まない。速い。登る。
へとへとになりました。
が、すばらしい爽快感でした。
ああ。これはよいなあ。という感じです。

単純で言葉の要らないさわやかさ。
こんなのがあるんだなあ、とあらためて感じました。
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