戯曲の講読、上演許可の連絡などは office白ヒ沼 までどうぞ。
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広島は川。そんな印象。
CTT広島の10月の会に立ち会った。
私が講師をしている演技のワークショップの一環として、受講生達が三人チームに分かれて上演発表をしたのだ。30分ほどの短編戯曲が三本。
会場は私たちにはおなじみの山小屋シアター。このくらいのサイズの黒い小さな箱ではいつもアグレッシブになれる、そういう構えを許してくれる感覚を一方的に感じ取ってしまう。
どれもよかった。ほんとにどれもこれも。再演を望みたい。素直な上演。素舞台、照明も地明かりだけ。特別奇をてらった「メソッド」をひけらかすわけでもなく、そこに人がいて、対話して、気持ちをやりとりする、そういう演劇。きちんと人が、揺らいでいた。演劇とは、役者の肉体だけで勝負する、きちんと見せられる表現の分野なのだ、と改めて証明してもらった気がした。
幸せだ。いい上演に出会えた夜。
こんな夜があってもいいのだ。
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