忍者ブログ
 
戯曲の講読、上演許可の連絡などは office白ヒ沼 までどうぞ。
2025.02│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
白ヒ沼
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
最古記事
フリーエリア
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



先週末。横浜、関東地方の南半分の高校演劇の秀作をみて。
まことにここにはさまざまな価値、さまざまな方法、さまざまな方向をむいた力のある作品が居並んでいた。
高校時代の自分を思い浮かべる。野球三昧、ひとりでもの思いざんまいだった自分が、もしこういう作品にかかわっていたらどうだったろう。
いや、こんなすばらしい社交性、とんでもなく自分には無理だったはずだ。
笑わなくてよい、走って、投げてバット振ってたらそれでいい、っていう部活だから続けられたのだ。
会場から少し歩いて、港へ。ぷかぷか浮かんでいる水鳥。
PR


一年の初めの日、をこの日だと決めたからこの日が特別な日だと思える以上のことがなにかあるだろうか。とひねくれたような気持ちでわざと考えながら、その日の夕暮れが昨日の夕暮れとかわりはしないことを不思議に思ったりする程度には普通ではない時間のような感覚があるそんなぼんやりした明るさと暗さの時間。

帰省。高速道路を使って、関西へ。途中、見事な晴天を背景にみごとな富士山がそびえていた。
東京に越したばかりの頃、この大きすぎる山を気持ち悪く感じていた。なれたのだろうか。東京に暮らすと、時々富士山が見えていないか気になってきょろきょろするようになった。


Office白ヒ沼サイトの戯曲のページに、新しい台本が加わった。
先日上演したばかりの桐朋学園芸術短期大学 演劇専攻のために書き改めた台本だ。

●おとこたちのそこそこのこととここのこと ~ソフトボールバージョン 普通の顔して幸せをつかむぞ 編~
上演時間60分 男二人、女九人。
脚本協力 桐朋学園芸術短期大学 演劇専攻四七期一年a組の学生たち。

●おとこたちのそこそこのこととここのこと ~ソフトボールバージョン 腰を落として両手でキャッチ 編~
上演時間60分 男二人、女九人 /上演時間65分 男二人、女九人
脚本協力 桐朋学園芸術短期大学 演劇専攻四七期一年c組の学生たち。

以前私の書いたオリジナルバージョンを短くし、三場、四場、五場を新たに書き換えたものだ。その新たに書き換えた場面は、この後期の授業の期間、学生たちがチームに分かれて四苦八苦してアイデアを提供してくれたものだ。学生たちの流した汗、こぼした涙に感謝、感謝。そしてそのアイデアや原稿を最大限生かして鈴江が大幅に加筆し、改稿し、仕上げたものだ。社会人チームの廃部が決まったソフトボール選手たち。その悩める姿が熱く、そして激しく躍動する。上演時間65分バージョン、というのは、鈴江がいったん完成させたけれど、演技発表会の制限時間をオーバーしてしまうので泣く泣く上演しなかった、没にした幻の台本。世界でどこかの誰かが世界の初演にして上演してくれることを熱烈に待っている。
実際の演技発表では、1場~5場までを一つ目の班11人、6場を二つ目の班11人、合わせて22人が出演した。ラストシーンのうなるような歌声は22人。いやあ劇場が壊れるかと思いましたね。ぜひサイトに注文して読んでみて下さい!






OMS戯曲賞の審査。扇町ミュージアムスクエア、という劇場の略称が、OMSだ。だけどその劇場自体がなくなってもうすぐ10年になる。ハードの劇場がなくなってもソフトの戯曲賞だけは残して続けている関西演劇人の意地。なんてスマートなんだろう。そして毎年めぐりあう戯曲の数々。年に一日、この日にだけあう若手劇作家たち。役者たち。なんてホットなんだろう。

熱くなった頭を冷やす。京都に来た。喫茶店。ぼやっとする。関西弁が周りを取り囲む夜。はあ。なんてゆったり。
Prev121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131  →Next