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arukiu

松山で新しい戯曲集が出た。
とはいえ、戯曲講座上級者編の作品集だから、ものすごく限定数の発行だ。10本の作品。この中からきっと1-2本は、のちのち値打ちの出る作家の処女作品だった、ということになるだろう。そのはずだ。それを今手元に持っているこの私……
いやそんなけがれた欲望などかけらも入るすき間もないきちんとした戯曲講座が、無事終了した。
紳士的で人を難じることなど生活の中でまったくなさそうな人たちに「ここで沈黙するのは罪です。」と挑発したとはいえ、これほど率直な会話ができるとは思っていなかった。めんくらってしまった。順番に皆がひとつひとつの作品について批評をしていくと、もう私の番がまわってくるころには付け足すところもなくなっているような、語りつくされる批評。
厳しく語り合ったから傷ついた人もいただろうに、しかしこの別れ際の寂しさはなんだろう。
飛行機を降りて、羽田空港の廊下を歩く私は感情を振り切るように急ぎ足だったのだ。
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