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戯曲の講読、上演許可の連絡などは office白ヒ沼 までどうぞ。
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明るさをおさえてくるけれど、
空気はかわいて、遠くまでよく見える。















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日曜の夜、発表された。
審査員の立場はいつもなかなか緊張するのだけれど、
今年のこれもそりゃ例外なく。
彼があんなに頑張ってたなんて、……と反省する夜。

この写真は表彰式の場面です。実は。








ずっと釣り糸は垂れている。
いやそのまえに、
その釣り糸をずっと見ている人がいた。












年末も押し迫った頃、私の作品を上演してくれる団体がある。
12月の末。そう、妙に小劇場は普段より客が多かったりすることがある。
何年も前、京都の小さい劇場でほとんど意味がわからないセリフしか出てこない劇を超満員の客席でおおみそか、見たことを思い出す。劇作家はドイツの女性で、自殺して死んで間もないというはなしだった。
なんだろう。こんな場所が日本のどこかにはあるんだな、と感じたさみしい夜。

いや、この劇はそんなさみしい夜にはさせない、短い作品です。
いや、さみしいか。さみしい気分にさせる、短い作品です。
いや、だけどきっといい感じのさみしい気分になると思います。
いや、いや、いや。
観ないとわからないからきっと。見に行こう。え?こんな年末に?
いや、だから。そうなんだよ。見に行くときっと特別な夜になるでしょう。

















釣り人の糸のむこうに、時間がすぎていく。











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