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戯曲の講読、上演許可の連絡などは office白ヒ沼 までどうぞ。
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私の台本を上演してくださる劇団がある。





チラシが、赤い。
赤い、赤い、恐ろしいように赤いもみじ。
この作品の初演は、10月、秋だった。秋に合わせて書き下ろしたのだ。
飛行機で飛んで見に行って。驚いた。いい出来。素晴らしい上演。終わって外に出てみたら、内地では見たことのない霧が街を覆いつくしていた。道の信号機の赤、黄、青が、夜の色をきれいにそめている風景はこの世のものとも思えない美、だった。雨の水滴をスクリーンにして虹が雨上がりに作られてしまうのと同じ原理で、霧の水滴をスクリーンにして、ホリゾントライトみたいにきれーいに街が赤、赤、赤の連続から青、青、青の連続にかわる。わかります?つまり信号機って道の通行がスムーズになるように、一つ青になったら三つ四つは連続で青信号になるようにコントロールされてるでしょ?それです。そのおかげで、信号が赤から青に変わるたび、青から黄色に変わるたび、ふわあ、っと街路が染まるのです。色を変えていくのです。ああ皆に見せたい。あの見事な夜のホリゾントライトの空気。

秋、10月、北見はまた、霧の中で幻想的な夜になるんでしょう。あの霧の中で上演される「ホテル山もみじ別館」。
どんな素晴らしい出来になるんだろうか。

皆さん遠慮しないで小さい劇場につめかけてしまおう!





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