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一昨日、昨日、休んだ授業の分の補講、延々と長時間。
いやどちらも学生たちは延々とよく稽古してくれた。よく創作の苦労を続けてくれた。集中力は途切れず。日本の青少年よ、見直したぞ。さいごに、みんな芝居が好きなんだなあ、と感心。
長時間濃い密度で一つの台本に悩み続けると、深夜のノリになってくる。

「ああ、八ヶ岳みたい!」
二日とも、だれかがさけんだ。

夏の合宿の非日常的な場所と状況で一年坊主が苦しみ悩みわけわからなくなるあのハイな状態。ここの学生はみんな経験していて、だから「やつがたけみたい」っていうと、ここの学生じゃなかったら意味が通じないあいことばなんだけど、みんなうなづけるのだ。二年生も三年生も四年生も、稽古場の床にごろごろころがりながら叫んだりうめいたりして。
ちゃんとしてたらかわいい女の子たちなのにみんなジャージだ。ジャージ、ジャージ、そしてジャージだ。
ああ 一年中 やつがたけ みたいだったらどんなにいいだろうね。






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