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いいお芝居をみた。
桐朋短大の専攻科学生に対するワークショップ。その成果発表の20分。
「山下君が死んだ後のこと」だっけ。タイトルはあるんだろうけど、実は20分しか存在しないショートシーンでしかない作品。柳沼昭徳・作演出。
こじんまりした狭い空間。見下ろす客席。すぐそこにいる役者の気配。感じていることは人は口に出さない、快活そうなやりとりなのに心がとんがっていることはありありと伝わってくる。このとんがり具合はとんがればとんがるほど人は、心にもないことを話すのだ。
どうしてだろう。この小さな作品が、小さいからだろうか。役者との距離がこんなに近いささやかな成果だからだろうか。この作品がこれ以上のなにか、名誉や金銭やヒットや、そういうものを求めていないまさに「存在する」ためだけに存在している、そのたたずまいだろうか。その中で、しかも、表出もされずに内向している思いが、とても涙腺に来る。困った。
片付けの前のひと時、役者と演出をぱちり。カメラまで涙。はっきりうつしてくれないよ。ほんとです。
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