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スプレー缶上品芸術演劇団「さなぎ」の公演は無事終了しました。ありがとうございました。
しかし無事、と言ってよいのか。たたき、仕込み、バラシ、と作業に告ぐ作業の日々の間に行われる本番。すっかり指先もてのひらも木材の破片が小さく刺さって穴だらけ。抜いたあとだらけ。指先をインパクトドライバーで間違ってぐりぐりしてしまって皮膚が破れ、その皮膚が硬くなって、……こうやってキイボードをたたく指も痛いのです。
嵐のように上演は終わり、とおい日にみた夢のようにしか思い出せない今日なのに、指先のジンジンしみる痛みだけは、なまなましくお芝居がたった昨日の出来事だったと私に教えます。
風のように流れて消えてしまうのが上演。消えてしまうのが演劇の作品。
今日、格闘して作った舞台美術を処理場に捨てにいって、捨てて、目の前でバリバリと大きなブルドーザーがそれを木っ端微塵に噛み砕いていく……その様子を見ながら、またかみしめました。
演劇は風。人生もまた風なのかも。

見てくださった皆さん、ありがとうございました。
協力してくださった皆さん、ありがとうございました。
またやります。よろしくお願いします。
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